丸宮食品株式会社 様

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日報の作成時間がゼロに!さらに管理者の負担を増やさず、ドライバーの安全運転意識を向上

  • 日報の作成時間が30分 → 0分に
  • 管理者が指示することなく、ドライバー自身が安全運転を意識
  • DRIVEBOSSで可視化できる業務・運行データを活用し、待機時間を見える化

食品卸売事業を展開する丸宮食品では、埼玉県を中心に学校給食センターや外食企業、病院などに食品を販売しています。納品を担当する約30名のドライバーは、複数の配送先を巡回し帰社後に日報作成や翌日の準備を行いますが、日報作成には20~30分程かかり、手書きのため正確性に欠けることを課題と認識していました。そこで同社は日報を自動作成する仕組みを導入することでこれらの課題を解決するために、「DRIVEBOSS」を採用いただきました。

1.DRIVEBOSSの導入で日報作成の時間がゼロに


ー DRIVEBOSS導入のきっかけを教えてください。

野口氏:
正確な日報を手間なく作成したいと考えたのがきっかけです。管理者としては正しい情報が記載された日報から活動の内容や休憩時間を確認したい、ドライバーは日報作成の手間をなくしたいという双方のニーズから導入検討を始めました。

本澤氏:
これまでは配達時間やおおまかな住所が自動で日報として出力されるツールを使っていました。各ドライバーは帰社後に日報を印刷し、余白欄に配送先名称を手書きで追記する方法で運用していましたが、記入に20~30分程度かかる場合があったり、記憶をもとに手書きしていくため正確性に欠ける点を課題に感じていました。

右:取締役 副社長 野口 和海 氏

左:ロジスティック部 次長 本澤 暁 氏

ー DRIVEBOSSを選んだ決め手は何でしたか。

本澤氏:
デジタコやスマホアプリなど合計5社ほどを比較検討し、フルスペックなものではなく、操作性と業務への適合度合からDRIVEBOSSを採用しました。
DRIVEBOSSは私たちが最低限必要としていた「日報が自動で作成できる」、「動態管理ができる」、「安全運転支援機能がある」という3つの機能を押さえていたことが導入の決め手です。またスマホアプリのため、車種に縛られることなく使えるということもポイントでした。


ー DRIVEBOSSを導入して、日報作成業務は変わりましたか。

本澤氏:
日報作成の時間がゼロになりました。DRIVEBOSSでは納品先でアプリの納品ボタンを押すことで、納品時間や納品先名称が自動で日報に記録されるので手書きの必要がなくなり、正確な日報を手間なく作成できるようになりました。

野口氏:
これまでは印刷やファイリングにも時間を要していましたが、今はクラウド上で実績を確認しています。

 

2.事故削減に向けたさらなる活用


ー 日報以外にも認識していた課題はありましたか。

野口氏:
事故が年に数件発生しているのですが、安全運転意識の向上に対し手を打てずにいました。


ー 安全運転意識の向上に対し、DRIVEBOSSをどのように活用していますか。

野口氏:
DRIVEBOSSでは速度超過や急加速、急ブレーキのデータを蓄積して、1日の運転を100点満点評価でランキングとして表示してくれます。ここまでは他のサービスでも提供されているのですが、DRIVEBOSSではさらに個人別の危険挙動発生の回数や月別発生回数推移も見やすいグラフにしてくれているので本当に助かっています。
日々の業務の中で私たちがデータをグラフ化し分析するのは難しいので、ここまで提供してくれることで私たちが手間をかけることなく、そのまま安全運転啓蒙に役立てています。また急加速が多いドライバーには同乗指導を実施したり、急ブレーキは荷崩れの原因にもなり得るので実態をドライバーに伝え、運転を見直すきっかけにもできています。最近では、個人別の安全運転グラフをアルコールチェック機のそばに張り出しています。

本澤氏:以前は口頭で注意喚起していたのですが、危険挙動がなかなか直らないドライバーもいました。アルコールチェック機の近くに掲示することで自然にグラフが視界に入るので、各自が安全運転を意識してくれるようになりました。管理者の負担も軽減できています。

    運転ランキング掲示の様子

ー 安全運転に関して今後はどのような対策を実施していく予定ですか。

本澤氏:
DRIVEBOSSを導入してから、急加速や急ブレーキの発生は減少傾向にありますが、残念ながらまだ事故は減っていません。しかし、4.5年前はよくあった運転に関するクレームが最近はなくなっています。運転マナーは良くなっているので、この活動を継続して将来的には事故ゼロを目指していきたいです。


3.生産性向上に向けた今後の取り組み

ー 様々な課題の解決に向け推進されていますが、今後の展望を教えてください。

野口氏:
人件費やガソリン代の高騰などから経費増加は避けられないため、「待機時間の削減」と「より効率的なルート組み」という2つは大きなテーマだと考えています。現時点ではDRIVEBOSSのデータから待機時間を見える化して、現状把握ができているので、今後は原因や対策を検討するフェーズに移行し、待機時間の削減に向け取り組んでいきます。



ー 今回は日報作成時間の削減とドライバーの安全運転意識の向上を達成した丸宮食品株式会社の事例をご紹介しました。DRIVEBOSSは各ドライバーの活動や、速度超過、急加速・急ブレーキなどのデータを自動で集計します。集計したデータは日報や安全運転評価、ヒヤリハットマップにしてフィードバックし、業務の見える化や安全運転啓蒙に役立てていただけます。

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