介護老人保健施設 愛生苑 様
配送拠点を集約し、効率的な配送を実現!
埼玉県の10市3町で事業活動を展開する、いるま野農業協同組合ではこれまで金融商品を扱う渉外担当が、組合員への訪問に加えお米やお茶などの商品配送業務も担っていました。しかし、渉外担当者には組合員への金融商品の提案など、課題解決業務に注力してもらうために配送業務を切り離し、集約を検討していました。
そこで、土地勘に頼らない効率的な配送ルートの作成と、配送員の動態管理ができるDRIVEBOSSを採用いただきました。
今回は、経済事業改革室の清水氏、浅見氏、三上氏、購買課の小澤氏、所沢資材センターの小暮氏、仲氏にお話しを伺いました。
ーDRIVEBOSS導入のきっかけを教えてください。
清水氏:
これまで、組合員から注文された商品は、各支店に所属する渉外担当が配送をしていました。渉外担当の本来の業務は金融商品の提案ですが、当時は商品配送が業務全体の10%を占めていました。
近年は組合員のニーズも多様化し、提案から契約まで以前より時間がかかるようになっています。そこで配送業務を専任部門に集約することで、渉外担当が本来の業務に割く時間を創出しようと考えました。
三上氏:
38支店で行っていた配送業務を3拠点に集約し、業務を効率化しようとしました。しかし拠点当たりの配送エリアが広がることから、配送件数の増加や土地勘のないエリアでの配送に対策が必要でした。
―DRIVEBOSSを選んだ理由は何ですか。
三上氏:
検討を重ねる中で、2023年の展示会でDRIVEBOSSのことを知りました。土地勘に頼らない効率的な配送が目的だったため、配送計画作成機能と動態管理機能があることが必須条件でした。
他社は配送計画作成機能か動態管理機能のどちらかしかなかったのですが、DRIVEBOSSは両方の機能が、1つのシステムで利用できることが魅力的だと感じました。
複数のシステムを導入すると、現場が混乱することが想定されたため、期待する機能がそろっているDRIVEBOSSを選びました。月額費用が他社に比べて安かったのも、決め手の1つでした。
―現場の配送メンバーへはどのように落とし込みをしていったのですか。
清水氏:
現場の皆に利用してもらうからには、まずは自分が使ってみるべきだろうと、実際にDRIVEBOSSを使って配送してみました。40件程の配送をしてみて、「土地勘がなくても配送できる!」と実感できたことで、現場のメンバーにも自信を持って有用性を説明できました。
配送計画をスマホに連携しておけば、配送順にGoogleマップが自動でルートを案内してくれるので、行ったことのない場所でも安心して運転できました。Googleマップはプライベートでも使い慣れているので、困ることはなかったです。
三上氏:
さらに現場の配送メンバーへの説明会には、パナソニック カーエレクトロニクスの担当者も参加し、丁寧に説明してくれました。困ったときのサポート体制が充実していたと思います。
―実際に現場で使ってみてどうですか。
小暮氏:
最初は新たなシステムを使うことに少し抵抗がありましたが、毎日使っていくうちに自然と慣れて使いこなすことができました。
仲氏:
以前は新しい配送先に行く際には、紙の地図で調べてから訪問していたのですが、現在はGoogleマップのルート案内があることでその手間が省けています。
―DRIVEBOSSを導入せずに拠点集約した場合、どのように配送業務を行っていたと思いますか。
小澤氏:
大きな地図を壁に貼って、訪問先をプロットしながら配送順を考えていたと思います。土地勘がないエリアでの配送は車を停めて紙の地図で確認したり、1件ずつGoogleマップに行先を入力したり、とても手間と時間がかかっていたはずです。
ー今後の展望を教えてください。
三上氏:
まずは各拠点でDRIVEBOSSの運用を定着させ、運行日報やヒヤリハットマップなど便利な機能をフル活用していきたいです。
そして、渉外担当者はこれまで以上に組合員の課題解決に時間を割き、配送担当者は注文いただいた商品をより一層大切に届けてほしいと思っています。少しづつの積み重ねによって、当組合の理念である「人に優しい豊かな地域社会を目指して」いきたいです。
―今回はDRIVEBOSSの導入により配送業務を集約し効率的な配送を実現した、いるま野農業協同組合の事例をご紹介しました。配車計画自動作成システムDRIVEBOSSは、配送先やドライバー、車両の条件を考慮した配車計画をAIが自動で作成するシステムです。経験や土地勘がなくても、効率的な配車計画を作成できます。配車計画作成に時間がかかる、特定の担当者しか計画作成できないなど、配車計画にお困りの事業者様はぜひご相談ください。
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